二重まぶたの手術方法
埋没法
「二重まぶたのでき方について」でも説明しましたように、上瞼の皮膚の一部が目を開ける筋肉に引っ張られるように糸で連結します。また、この糸が外から見えないで埋没してしまうことから埋没法と呼ばれています。その長所と短所については次の通りです。

埋没法・手術前
埋没法・手術10分後
埋没法・手術後
長所
- 5〜10分程度の短時間で終わる。
- 手術後の腫れが少ない。
- 傷は全くわからない程度になる。
- 二重まぶたの幅や形の変更が比較的簡単にできる。
- 手術料金が10万円前後で安い。
- 抜糸の必要がない。
短所
- まれに二重が一重に戻ることがある。
- 脂肪の多い人でも、脂肪を取ることはできない。
- 皮膚のたるみが強い時、きれいな二重になりにくい。

右目の埋没法・手術前
右目の埋没法・手術5分後
切開法
埋没法が糸によって皮膚が引き上げられるようにするのに対して、切開法は、自分の組織による癒着によって引き上げられるようにします。皮膚を切開し、余分な脂肪を取り、そこで縫い合わせることで、ひだができるようにします。切開法の場合、5〜7日で抜糸が必要となります。
埋没法と比べた長所と短所は次の通りです。
長所
- 二重は一重に戻ることがない。
- 脂肪を取ることができる。
- 皮膚のたるみを取ることができる。
短所
- 腫れと内出血が少し出る(1〜2週間程度)
- 傷はあまり目立たないが、埋没法よりは残る。
- 二重まぶたの幅や形の変更は困難である。
- 手術料金が高い。
小切開法(マイクロ切開法)
埋没法と切開法の間の方法で、両者の長所を生かした方法です。数ミリの切開で手術をすることになりますが、当然のことながら、短所も両者の間ということになります。
以上ですが、現在の日本では、80%以上が埋没法になっています。特に、40歳ぐらいまでで通常の皮膚の厚みであるならば問題はありません。埋没法をより良い手術にするため、糸の止め方や縫い方に色々な工夫がされています。しかし、二重まぶたが手術にとれる、あるいは薄くなるということはまれに存在します。また、何本の糸で何点留めるということも問題にされますが、脂肪の厚さやどのような形の二重まぶたを望んでいるかということでも変わります。つまり、クリニックや医師の方針ではなく、ひとりひとりの状態や希望する形を充分に考慮して、手術法を決定し、糸の結びの強さまで加減する必要があります。

